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FSR通信 vol.85 雇用保険求職者給付特例/給付制限期間が2か月に短縮/厚生年金の標準報酬月額最高等級

目次

ニュース&トピックス
・雇用保険求職者給付特例
・給付制限期間が2か月に短縮

気になる労務相談
厚生年金の標準報酬月額最高等級

 

ニュース&トピックス

新型コロナウィルス感染症に伴う雇用保険求職者給付特例

令和2年2月25日以降、新型コロナウィルスの影響により自己都合退職をした被
保険者について、「正当な理由のある自己都合離職」として給付制限が適用されな
い特例措置が実施されている。

具体的には、以下の場合に、①~③の内容を確認できる書類をハローワークに提出
して手続きを行う。
①同居の家族が新型コロナウィルスに感染したことにより、看護または介護
が必要となったことから自己都合退職した場合
②本人の職場で感染者が発生し、本人・同居の家族が基礎疾患を有すること、
妊娠中、高齢であることなどを理由に退職した場合
③新型コロナウィルスの影響で子(※要件あり)の養育が必要となったこと
から自己都合退職した場合

また、令和2年5月26日以降に、新型コロナウィルス感染症の影響により離職を
余儀なくされた特定受給資格者および特定理由離職者(雇止めの場合に限る)は、
基本手当給付日数の延長の対象になる可能性もあるため、コロナ関係での離職者
の場合、離職票作成時に「コロナ関係」と記載するなどの留意が求められている。

給付制限期間が2か月に短縮 ~令和2年10月1日から適用~

現在正当な理由がない自己都合退職の場合などには給付制限が3か月間設けられて
いるが、令和2年10月1日以降、5年間のうち2回目での離職については給付制限
期間が2か月に短縮される(※自己の責めに帰すべき重大な理由で退職の場合には
従来どおり3か月)。

なお、離職日が令和2年9月30日以前にかかる場合には、給付期間は3か月となる
ため、9月までの退職者にはこの旨を説明することが望ましいとされている。

 

気になる労務相談

厚生年金の標準報酬月額最高等級

Q:厚生年金の標準報酬月額の等級が引き上げられると聞きましたが、何年かに一度
上がっていくのでしょうか?

A:定期的に上がる訳ではありません。

厚生年金の等級は現在31等級(標準報酬月額62万円)ですが、全被保険者の標準報
酬月額を平均した額の2倍に相当する額が、標準報酬月額等級の最高等級の標準報酬
月額を超え、その状態が継続すると認められ場合に、さらに等級を加えることができ
ると定められています。

全被保険者の平均はここ数年、32万円前後で推移しています(令和元年10月30日第13回
社会保障審議会年金部会資料など)。こういった背景から、令和2年9月以降、32等
級に65万円が追加される予定です。9月月変の確認時には注意が必要です。

 

 

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